アニメ魔道祖師
用語・補足説明
【魔道祖師】
羨雲(せんうん)編<第一話>連携
過去 温若寒の最後

現在 <金鱗台>
仙督(せんとく)・・射日の征戦後、金光善が仙門百家を統括する目的で創設を提案し、自身で就いた役職。金光善亡きあと金光瑤が宗主と共に継いだ。

【見張り櫓(やぐら)】
仙門に存在する大小様々な世家はあらゆる地域に分布しているが、辺ぴで風水も悪い土地には誰も拠点を置きたがらず、滅多に足を踏み入れない。そのため邪祟が現れても住人たちは助けを求められず、耐え忍ぶしかない。
金光瑤は宗主の座につくと各世家から人員と物質を調達して、高所から状況を確認できる櫓を、主に貧しい地域になどに的確に配置し始めた。中には私腹を肥やすつもりではないかと疑う者も少なくなかった。
「ニの兄君」
義兄弟(三尊)として金光瑤は聶明玦を一の兄君、藍曦臣を二の兄君と呼んでいる。
藍曦臣は金光瑤を阿瑤(アーヤオ)と愛称で、聶明玦を兄君と呼んでいる。
現在 <雲深不知処>
雲深不知処は『射日の征戦』の前に焼き払われたが、再建されたあとの造りは昔と全く変わらないようだ。
雲深不知処の出入りには通行証がないと結界を通過出来ない。壁を登ったとしても、即刻弾き落された上、ただちに見回りの者に知らせがいってしまう。
<冷泉>
湯けむりで視界が遮られないため、中にいる人物の後ろ姿上半身がはっきり見えた。その背中には戒鞭(かいべん)(ムチ)に打たれた傷跡が数十本交差していた。仙門にある、大罪を犯した門弟を懲罰する時に使うもので、この傷は永遠に消えない。普通なら一本、二本打たれるだけでも相当に重い罰である。どう考えても殺すつもりで打ったとしか思えない。
魏無羨「(一体どれほどの大罪を犯したらそんな重い懲罰を受けるんだ? そもそもそれほどの大罪を犯した一門の害悪を、藍氏はなぜ生かしておいてるんだろう?)」

魏無羨「藍湛⁈」
藍忘機の左鎖骨の下、心臓に近い位置にははっきりとした烙印がある。魏無羨の前世の体にあったものとまったく同じに見える。魏無羨の驚きと疑念は頂点に達し、目が離せなくなる。
【冥室の鐘が鳴る】
中で儀式を行っている人の身に何かが起きた事を示す。冥室の扉は中からしか開けられない。むやみに突入すれば何が起こるか、外からではわからないからだ。
魏無羨が中に入ると藍啓仁たちが意識を失って倒れていた。
魏無羨は藍忘機の琴に合わせて「招魂」という曲を奏でる。だが魂は召喚できない。二人で合奏して召喚できないなんて、まずありえない。
旋律を変え「安息」という曲を奏で始める。
「招魂」も「安息」も世に広く伝わる仙門の名曲。

藍啓仁「吹くのをやめろ!」
魏無羨には彼の言いたいことがわかってしまった。
『笛を吹くな!合奏するな!愛弟子の琴の音色を汚すな!!』
魏無羨は竹笛で、度々わざと間違え、息も足りないフリをしている。藍忘機もおそらくここまで下手くそな相手と合唱したのは初めてだろう。それでも『鬼腕』には効いたようで、腕はゆっくりと倒れ込んでいった。
この死者の魂は体と一緒に引き裂かれてしまったんだ!
藍忘機「根源を突き止める」
魏無羨「この左腕の持ち主の全身が揃えば身元もわかるはずだし、自然と救う術も見つかるはずだ」
駆魂(くこん)の印・・鬼道の一つで、魂が取り憑くのを防ぐための印。
・魏無羨が献舎で召喚された。
・召喚された場所の近くに『鬼腕』が放たれた。
・鬼将軍が現れた。
これらが偶然とは思えない。
子の刻(ねのこく)・・23時から1時の間
500里以内・・約2,000㎞弱。
「鬼腕の指し示す方」
『鬼腕』の怨念に各地で殺気が共鳴した。そこは『鬼腕』に関係する場所だろう。
魏無羨「自分の体の別の部位か、もしくは自分をこんなふうにした犯人のどっちかだろう。」
<懐蒼山麓(かいそうさんろく)>
11年前村人が消え、奇声が聞こえたという。先日また奇声が響き渡ったらしい。
当時たった一人生き残った女は、その時に何かを見たのだろう、正気を失っていた。