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アニメ【烈火澆愁】用語・補足説明その5<第五話> 

アニメ烈火澆愁 (れっかぎょうしゅう)

用語・補足説明

アニメ『烈火澆愁』のエピソードごとに
人物紹介・用語説明・補足説明などを
小説より引用して記載しています。

注)日本語翻訳版小説は出ていないため、中国語版の独自翻訳による独自解釈となり、著者様の意に沿ったものではない可能性があります。あくまで参考としてご覧ください。

 

【烈火澆愁】

<第5話>  追 跡

【蓬莱会議(ほうらいかいぎ)

異対センターは特殊能力を持つ者を管理する唯一の公認機関だが、全ての『特殊能力』が公認されているわけではない。特殊能力を持つ者はある程度の遺伝的特徴を持っているため、独自の流派や宗派が数多く存在する。これらの民間師範たちは、いわゆる『官僚』を見下し、官僚に支配されることを嫌うことが多い。公式な観点からすると、これらの人々は社会不安の要因であり、監視下に置く必要がある。

最終的に双方は妥協し、主要な民間特殊能力組織の自主規制組織である『蓬莱会議』を設立することで合意、異対センターもそこに議席を占めた。

 

 『鏡花水月蝶』の大スキャンダルにより、緊急の『蓬莱会議』が開催された。

黄局長肖征が会議室に入ると、二人に手配された席は末席だっただけでなく、メイン席から数百マイルも離れた場所だった。異対センターは正式な代表者なので、本来は蓬莱会議のメイン席に座るのが当然だ。

 

肖征「(これはどういう意味だ?凡人は劣っているのか?)」

 

肖征は怒りで癇癪を起こしそうになったが、黄局長は予想していたようで、彼を押さえつけて冷静に首を横に振った。 

前局長であった時は状況をコントロールすることができたが、黄局長となってから局内では次々と事故が起きている。肖征は若く、黄局長は特能人ではない、普通の人だ。蓬莱会議の傲慢なメンバーは、異対センターをまったく相手にしていなかった。

 

玉婆婆 

蓬莱会議の主催者

誰も彼女フルネームを知らない。

彼女の年齢は300歳以上だという人もいれば、1000歳近くで、かつては「清平司」の一員だったという人もいる。

 

月徳公(げつとくこう)

前王朝末期に生まれたと伝えられている。

東州地域を支配し、数え切れないほどの弟子がいる。

鏡花水月蝶に感染した少年は月徳公の影響下にある地域に住んでいた。

 

宣璣「そんなに慌てて引き入れて、どうしたい?」

宣璣と『邪悪な剣』は暗闇に引きずり込まれた。翼の炎が闇を切り裂き、盛霊淵は不意を突かれて目に焼けるような痛みを感じた。

剣の柄はまだ彼の手にくっついていたため、宣璣は抵抗することができず、剣に引きずり落とされた。

盛霊淵の声が宣璣の耳から消えた。中の人魔は音もなく思考もなく、死んでいるか意識を失っているかのどちらかだった。

 

精神感応(せいしんかんのう)・・・超感覚知覚。テレパシー。

 

度量(どりょう)が大きい・・・心が広く、器が大きい

 

兀人宗(こつじんそう)兀族の宗廟(そうびょう)/宗祠(そうし)・・兀族が先祖を尊び祭祀を行ったところ。

 

千歳(せんざい)/千秋(せんしゅう)を経て・・非常に長い月日を経て

 

精神感応が途切れた途端、盛霊淵は記憶が回復しつつあると言う。

先ほどまでなら人魔の脳を検索エンジンとして使うことが出来たのに、人魔は自分の名前すら思い出せなかった。

宣璣「損した気分だ」

 

善後班の特能人はほとんど役に立たない。楊潮はかろうじて精神系特能に属しているが、畢春生のような補助戦闘タイプではない。ただ彼はとても敏感で、周りの人の強い感情を感じることができ、また物体を通じて持ち主の位置や体調を大まかに把握することもできる。しかしこの特殊能力は使役犬に比べると精度がはるかに劣るため、頻繁に使う機会がなく、その技術は洗練されていない。

 

肖征はトイレの個室に入って、防音・防漏の呪符を4つの壁に貼り付けた。羅翠翠から宣璣の死亡報告を受けたが、宣璣の能力を疑ったことは一度もなかった。肖征は無意識のうちに宣璣に電話をかけると、予想外にも電話がつながった。

 

山羊髭によると季清晨は最初に手に入れた術の壺をすべて使い果たしてしまっていたため、再び壺を探していたのだと言う。

 

KPI・・目標管理のための指標。進捗状況や成果を測定するために用いられる重要業績評価指標。

 

宣璣「誰がこの赤いの(護符)を描いた?」

「これも季清晨だ。季清晨がどこかで手に入れたんだ・・。地下に何かあるかもしれないから、備えておいた方がいいって・・」

墓泥棒たちは何らかの精神的攻撃を受け、幻覚を見ていたに違いない。免除されたのは季清晨だけだったのだろう。彼には才能があったのか、それとも蝶に操られていたのか?

 

後日季清晨が持ってきたという玉(ぎょく)の箱(美しい箱)は『中毒(植える)の術』のようだったが、『解毒の(解く)術』はなかったという。しかし季清晨は前回の『解毒の術』が少し残っていたので、その時は特に気に留めていなかったようだ。

 

崖に生えていた蔓性の植物は、かすかに光る小さな白い花のつぼみで覆われていた。

しかし水面が泡立ち始めると、花々は白から赤へと変色し、液体となり血のように壁を伝った。

片手に男、もう片手に剣を掴んで飛び上がった宣璣めがけて花の汁が飛んで来る。彼は両手しか持っていなかったし、その両手は生きている者を有毒な液体から守るため使う必要があり、選択の余地なく重剣は自然と投げ捨てられた。

血のような花の汁が水へと流れ込み、衝撃的な赤色に染まった。

 

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