
2025年10月31日をもって
東京都小平市の隅っこ緑道沿い
お庭の小さくて素朴なお店
ハンドメイド作品委託・雑貨販売&カフェ
手作り雑貨のお店ナオリラガーデンショップは
閉店いたします。
(Yahoo!ショッピング店は引き続き営業いたします。)



2019年から約6年間
多くのお客様と作家様より素敵な思い出をたくさんいただきました。
心より心より感謝申し上げます。
閉店は私の意思です
保健所のカフェ営業許可の期限が到来することから、継続するかどうかを検討してきました。
ハンドメイド委託販売店が次々と消えていく中
そしてコロナ禍で閉店していくお店が相次ぐ中
それでも続けて来られたのは
運の良さと奇跡と・・・お店の収入に依存していなかったからでした。
続けて行くことは可能なのです。
ですが保健所の許可を更新する手続き、また修繕必要箇所も多く、
お金と、それなりの手間と時間が必要になります。
それを乗り越えようという気持ちが・・・
出てきませんでした。
「毎週ここに来るのが楽しみなんだ」
「ぜひ委託販売を続けて欲しい」
お客様と作家様のお声に応えたいと思いつつも
閉店を決断したのは私の意思一つです。

私たちには夢がありました。
その夢は叶うと信じていました。
チャンスは何度か訪れました。
ですが不思議と途切れてしまうのです。
店舗にしたいと思っていた空き家も、結局家主を見つけることが出来ませんでした。
センチミリメンタルさんの『生きていかなくちゃ』の歌詞が頭の中に流れるのです。
『重い影が動こうとしないのなら
そこじゃない違う場所目指してゆこう』
やれることはやった。でも動かない。ならば
『お店をやめて、以前住んでいた家に戻ろう』
立ち止まってふとそう思ったのです。
するとその方向が、実は全てが丸く治る、上手く行く道だということに気付きました。
その途端、心がすごく軽くなったのです。
それが私の本当の望みだったんだ・・・

自分のために生きようとしていたのに
結局は誰かのためが自分の夢だと勘違いしていたようです。
というより、気付かないフリをしていたようにも思います。
先日閉店の知らせを聞いた友人が会いに来てくれました。
私の話を聞いて友人は言いました。
「諦めたとか挫折したんじゃなくて、これまでの全ての経験を土台にして新しい夢が見えたんだね」
私は在宅ワーカーですが
勤めていた時に得たスキルと、辞めて自立してから得た知識と経験、
全てをフル活用していました。
これは誰にでも出来る仕事じゃないという事に、友人の言葉で気付くことが出来ました。
この数年は決して無駄でも、回り道でもなく
私にとって必要不可欠な日々だったのです。
その日々を経て今は、自分の仕事に専念したいと思ったのです。


妹よ、あっぱれ!!
私は30年近く勤めていた職を、ふと自分でも理由がわからないまま『辞めよう』と思い、とりあえず理由を『妹と仕事をしたい』として退職しました。
妹は当時足が不自由で、母子家庭でもあったことから生活保護者でした。
保護を抜ける足掛かりになるかもしれない、と
妹が得意としていたハンドメイド作品を、当時のブームに乗せて販売し始めました。
その後はさまざまな奇跡に導かれ、この家に住み、
ガーデンショップを始めることとなったのです。
しかし妹は「自分は経営には向いていない」と、
2年ほど前から学びも兼ねた洋裁関係の仕事に就き、
生活保護から脱して、あっという間に店長になりました。
保護を抜けるのも簡単ではありませんでしたが、見事に立ち上がりました。
ガーデンショップは、当初の目的とは違ったかもしれませんが
間違いなく彼女の足掛かりになりました。
今後も妹は作品を作り続けたいとの事、
妹の作品メインで、Yahoo!ショッピング店は継続させていきます。

私たちの夢は変わらない
私たちの目指すものが、すっかり変わってしまったわけではないのです。
またやろうと思った時に、やればいい。
夢があっても、ひとつの夢にしばられる必要はないのです。
私たちは自由です。
今やりたいことをやればいい。
私たちは年金なんて期待できません。
それに、どうやら想像していた
『思い出に浸りながらゆっくり過ごす老後』
なんて、ありえないようです。
この玉川上水緑道の美しさに日々感動しながらも、全く未練はありません。
きっと私は死ぬまで前しか見ないのだろうな、と確信しました。



次から次へと溢れ出てくる『引っ越し後やりたい事』たち。
私は以前住んでいた家に戻りますが、すっかり別人になって帰ります。
これからは、子供たちとお互いの事業をフォローし合って
また違う世界を見に行きます。
素敵な家と環境、出逢い、経験、思い出たちに
手作り雑貨のお店ナオリラガーデンショップに
ありがとう!!
