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アニメ【残次品~放逐星空】用語・補足説明その9<第十二話>

残次品~放逐星空

ざんじひん~ほうちくせいくう

用語・補足説明

アニメ『残次品』のエピソードごとに
人物紹介・用語説明・補足説明などを
原作小説を参照して記載しています。

注)中国語版の独自翻訳による独自解釈となり、著者様の意に沿ったものではない可能性があります。また、アニメは改訂版であり、設定が原作とは違っている部分もあります。あくまで参考としてご覧ください。
 
<エピソード12>  空 脳 症
 

黄静妹「空脳症だから励まされても無理だよ」

黄静妹陸先生、努力だけでは達成できないこともある。人間はそれぞれ違う。機甲を操縦するには、強靭な肉体と精神力、知性、そして遺伝的欠陥がないことが必要でしょ。これも一種の自然淘汰だと思わない?欠陥のある者を排除し、健康な者だけを残すの。」

陸必行「世界の変化は速すぎる。おそらく10年ごとに劇的な変化が起きるだろう。次の10年さえ予測できないのに、なぜ何が欠陥で何が健全かを定義できるんだ?」

 

P R

 

黄静妹「私たちと連盟の人々も違う。エデンでは脳に直接知識がインプットされる。まるで生まれつき知っていたかのように。そんな連盟の初等教育基準を私たちに押し付けるのは不公平だと思わない?」

陸必行「そうは思わない。初等教育基準を理解することが功績とみなされるのか?そんなものはただの道具で、その道具を発明した人は『天才的功績』と称えられるべきだけど、その道具を利用して何かを成した者までが『天才功績賞』を授与されるに値するのか?」

 

陸必行「空脳症に科学的な定義はない」

陸必行「空脳症はエデン環境での長期生活には不向きだが、精神網に接続できないという証拠はどこにもない。単に人間と機械の接続不良で、その原因とメカニズムは不明だ。つまり、この広い基準を用いれば、僕も空脳症であると言えるんだ。」

陸必行「子供の頃重病を患い、体のコントロールが効かなくなったんだ。神経の繋がりが悪く、脳の信号が対応する器官にうまく伝わらなかったんだと思う。機甲との接続なんて考えられないほどだった。あの頃は、自分が世界で唯一の異常者、精神網に拒絶された唯一の人間だと感じていた。こんなの不公平だ、絶対に自分で操縦できる機甲を作らなきゃ、って思ったんだ。だから父さんの在庫(機甲)を数え切れないほど解体した。」

 

湛盧「“ サプライズ ” です」

ワープ地点は、数百世代の努力によって成し遂げられた奇跡だ。この基盤の上に人類の活動領域は八つの銀河にまで広がり、時空の境界を絶えず探求できるようになった。

連盟のワープ地点では固有の番号が割り当てられていて、そこには様々な情報が含まれている。たとえ個人的に設置した非合法なワープ地点であっても、通常はこのルールに従う。『サプライズ』は、その合理性も存在方法もサプライズだった。

湛盧「ワープ地点の構築方法は連盟のものと全く同じです。100年から150年前のものと推定されますが、関連する情報は見つけられませんでした。」

 

林静恒「連盟の異変に気づいてたんだ」

林静恒「彼の報告書は明らかに捏造だった。陸信があの日操縦していた機甲はお前だとさえ書かれていた」

「それは私ではないのですか?」記憶を削除されていた湛盧は不思議そうに尋ねた。

林静恒「もちろん違う。お前はエネルギーを大量に消費するし、目立つ。姿を現せば海賊どもは逃げ出すだろう。せいぜい機甲コアを連れて行ったくらいで、機体は明らかにおまえではない。」

 

林静恒「・・・子どもの頃、陸信のようになりたいと思っていた」

湛盧「私の意見では、あなたの才能は陸信将軍に劣りません。」

林静恒「才能なんて価値はない。陸信は連盟の自由宣言を信じていた。彼は連盟と新星暦文明を愛し、いつ立ち上がるべきか、いつその命を犠牲にすべきか、常に理解していた。」

林静恒「だが俺は連盟を愛していない。」

 

林静恒は頑なにエデンを遮断していた。連盟内のいかなる地位や人物にも執着はなく、​​自由宣言を嘲笑し、白銀要塞と七大星系を広大なゲームアリーナとみなしていた。

林静恒「七大星系に軍事権はない」

連盟中央委員会は、軍事権が分散化されれば八つの星系が必然的に崩壊することを重々承知していて、『人々が幸せに暮らす』エデンの下で、甚大な搾取と不正を抑圧していた。それでも八大星系、星際海賊たちさえも平穏を保っていたのは、白銀要塞に林静恒の存在があったからだ。

林静恒はその隙に連盟と各星系両陣営の対立を密かに容認し、悪化させていった。そして精神的に不安定だった1人を除き、陸信の元部下全員を各星系へと『追放』した。

そして林静恒が次の行動を起こす前に、何者かに唆された愚かな管理委員会が彼を排除しようとしたため、林静恒はその状況を逆手に取って死を偽装した。彼が去れば、連盟と七大星系のバランスはたちまち崩れ、最大でも5年以内に連盟は『政変』か『解体』かの二つの選択肢を突き付けられるだろう、と予測していた。

ところが招かれざる客がチェス盤をひっくり返した。今の連盟には反撃する力などない。

陸信は最も誇り高い弟子を連盟に残したが、それが毒薬だったとはおそらく想像もしていなかっただろう。もしこれを陸信が知ったら、どう思うだろうか?

陸必行が知ったら・・・

 

 

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