なおしかリラックス

心に添って生きるために

幸せに生きるために 第二段階【自分のために生きる】

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うつ病になってしまった方は、

とても辛い思いをされた事が原因なのかもしれませんが

 

 

一番の加害者はご本人なのではないか、と私は思っています。

 

 

真面目な人ほどうつ病になりやすい・・

『嫌だけどやらなきゃだめだ』

『自分には出来ない、自信がない』

『誰も自分など愛してくれない』

『大切なものを失ってしまった』

『不安ばかりで先が見えない』

・・・

 

自分で自分を責めています。

自分を大切に思ってあげていません。

悪い方にしか視点がいかず、どんどん自分を追い詰めていくのです。

 

自分の価値を認めず、愛してあげられない。

そして不足している事物ばかり

過去や未来の嫌な事ばかり

考えて、考えて、不安ばかりで、頭がいっぱいになって、疲れ切って・・

 

思考が疲労しすぎて停止してしまったのです。

自分にさえ愛されないので、心を閉ざしてしまったのです。

とてもかわいそうです。

 

 

私は精神科医でも心理カウンセラーでもなく

専門的な知識は一切ありません。

ただ、自分の経験から気付けたことを綴っています。

 

P R  

 

【自分のために生きる】その1

 

 『自分を誰より愛する』

 

体も、心も、同じ人などいない、たった一人の自分。

 

 

この世には、ゲームをするために生まれてきたようなもの。

その環境下で与えられたものを駆使し、さらに装備や知識、経験値を積み重ねて、

人生を旅するのです。

 

ゲームを始める時、自分でキャラクターを選ぶと思います。

同様に、私たちはこの世に生を受ける時

親などの環境や、人生での目的を自分で決めて生まれてくる、と言われています。

ゲームを楽しむために、その記憶は消されていますが。

 

 

そう思えば、すべての事物に何らかの意味があります。

それに気付けるか気付けないかで、ルートは違ってきます。

 

人生とは、クエストを経てミッションを知り、クリアしていく。

そんなゲームのようなものです。

自分自身を愛し、知ることで、その目的にも気付けるので

道のりはとても楽なものになります。

 

 

自分で選んだキャラクターです。

誰よりも自分自身が愛し、育ててあげられるはずなんです。

足りないところ、欠点など、それは必要な事なのですから

そこに焦点をあてて嘆くより

あるもの、利点にこそ目を向けて、充足感を味わい、活かすべきなのです。

 

 

自分で選んだ自分を愛してあげることで

自信を持てて、他者からも愛される自分になれます。

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【自分のために生きる】その2

 

 『主体的に生きる』

 

誰かのために我慢しなければならない、と思っている方も多いようですが

我慢は誰かのためにもならないと思います。

 

自分のためだけに生きるべきなんです。

 

人は誰かのために生きるのではなく

自分のために生きるべきなんです。

自己中心的な考えではありません。

自分のために生きる事が、誰かのために生きる事になるからです。

 

 

自分がわからず、自分を愛せず

そんな状態で生きていくためには

誰かのために生きる

そんな生き方が楽だと思うようになります。

 

誰かのために生きる

一見これは感動を与えるストーリー展開になりそうな、素晴らしい言葉ですが

 

ここには主体性を持っている事が大前提にあります。

 

自分の意志で誰かのために生きる』

 

なのです。

 

 

自分がわからない、自分を愛せない

そんな方が生きるための拠り所とするのは

 

誰かのために生きれば、

  そこに自分の存在価値を見出せる。

誰かにすべてを決断してもらえば、

  自分は考える必要もないし責任もない。

 

これではないでしょうか?

 

これでは 依存状態であり、主体性を持っていません。

楽な生き方のように思えますが、実際はとても生きづらい状況に追い込んでしまっています。

 

主体性を持っている場合と持っていない場合の考え方の違いは

 

例えば 『子どものために生きる』

愛ある親であれば当然の想いではありますが

 

自分よりも子どものために、と一途に尽くし、

そこに自分の存在価値があると思い込んでしまうと

子どもが大きくなり手が離れてしまった時には、自分の価値を見失ってしまいます。

 

『空の巣症候群』ですね。

空虚感に苛まれてしまいます。

自分も辛いですし、子どもにとっても親がそんな状態では心配でしょう。

これは、本当に子どものためになるのでしょうか?

 

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では『自分のために』 をつけます。

 

子どもの笑顔で私が幸せになれるから、美味しいご飯を作ってあげよう 

とか、子どもが喜ぶことをしてあげよう、という意識でいると

その事をしてあげることは全く苦になりませんし

 

子どもが自立した時には

『自分が幸せになれるから』の矛先を、子ども以外の何かにシフト出来ます。

そして子どもの成長を心から喜ぶことが出来るはずです。

子どもの幸せが自分の幸せなのですから。

 

 

例)子どものお弁当作り
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ある日お弁当をたくさん残して子どもが帰ってきました。

朝早く起きて頑張って作ってあげたのに、こんなに残して!!

ってお怒りになりますか?

 

お弁当を作ってあげたら子どもが喜ぶし、私も安心だし嬉しいから

今日もお弁当を作ってあげちゃお♡

と思って作ったのであれば、朝早く起きる事も苦ではなかったでしょうし

作ってあげたという事で満足していますので

たくさん残ったお弁当を見ても『あら、勿体ない・・』で済むと思いますよ(^^)/

 

 

同じ状況下であっても、不満に思う人思わない人がいるのは

そんなちょっとした視点の違いからです。

  

 

『自分のために生きる』より

『誰かのために生きる』の方が

人道的には思えますが、、

どうしても『やってあげている』という思いが強いため

感謝の気持ちが感じられないとか、期待に反する結果になった時には怒りや不満につながります。

 

相手のためと思ったことが、本当に相手のためになるのかは相手にしかわからないので、齟齬(そご)が生じやすいのです。

 

 

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また、自分で決断出来ないからと人に任せてしまう場合。

大抵不満を持ちます(笑)

思うようになるのは自分だけで、他者はコントロールできません。

結局責任逃れの人任せは、不満や愚痴を生み出すばかりです。

 

不満や愚痴ばかりの人生は楽しくも幸せでもないはずです。

心穏やかな、満ち足りた人生に背を向けていますよね?

 

 

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私は勤めていた時、昇格したことを機に

そのプレッシャーからうつ病一歩手前までいきました。

 

その時に『自分を大切にしよう』と決意し

自分を無理させないように心がけました。

 

ラクゼーション音楽を常に聴き、心を落ち着かせるようにしました。

 

【期待に応える必要はない、私なりの精一杯でいい。

 それに対して周りから何と言われようとどうでもいい事。】

 

そう思うようにすることで、うつ状態に陥ることなく

むしろ生まれ変われたような気がしました。

 

 

私は私であり、他の人と同じに出来なくても良いんだ、と気付き

自分の責任で決断し、自分の気持ちを軸にして生きていく方が

ずっとずっと楽だという事がわかったからです。

 

 

他者は他者として認めて、自分とは切り離す。

そしてまた、誰かのために行動することが自分を幸せにし、

満足を得られると気付いたからこそ

不平不満愚痴一切がなく、明るい気持ちで過ごせるようになったのです。

 

 

うつ症状になりかけた苦しい経験も、私にとっては本当に必要な経験だったのです。

これぞ、ひとつのミッションクリア、経験値アップ!です(笑)

 

きっと、自分を変えたい、幸せになりたい

と決断された方なら、気付いていただけることと思います。

 

P R  

 

ちなみに、自分が犠牲にならなければいけない状況なのだから、仕方がない!

という方もいるかと思いますが、

その誰かさんのミッション、そうやって奪っていませんか? 

本当にその方のためを思ったら、別の方法が見つかるかもしれません。

 

または、自らの意志でその状況を受け入れると、案外良い方向へ転がっていったりします。

 

主体的に生きると決断することで

人生は本当に楽に、上手くいくようになります。

 

 

幸せに生きるための第三段階 【潜在意識の替え方】

で綴ってみたいと思います。

 

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