アニメ魔道祖師
<基本情報・前塵編第一・二話>
用語・補足説明
【魔道祖師】
美しい映像と音楽、躍動感・臨場感のある戦闘シーンが魅力のアニメ。
丁寧に描かれた登場人物それぞれの想い、正義、信念、そして信頼とその難しさ、善悪の判断基準など多くのメッセージと細かなストーリー設定に心打たれる、素晴らしく壮大な物語です。
原作小説はBL作品ではありますが、アニメではほとんど触れられていません。
人名、用語、地名など難しく、小説の内容が凝縮され、さらにカットシーンもあり、なかなか初見で理解するのは難しいかと思います。
こちらのブログではアニメ『魔道祖師』のエピソードごとに人物紹介・用語説明・補足説明などを小説やラジオドラマより引用して記載しています。
基 本 情 報
この世界は、仙人を目指す修行者たちの世界です。
ストーリーは過去と現在を絡ませて進行していきます。
仙師(せんし)・・妖魔や邪鬼を退治し、人々を守る修行者たち。
仙門(せんもん)・・仙師が属する世家、門派の通称。
世家(せいか)・・血族を中心として構成される一門。「地名+姓」で呼称される。
宗主(そうしゅ)・・世家の長。
五大世家・・各仙門の総称を仙門百家、中でも特に優れた仙門が5大世家。
前塵(ぜんじん)編<第一話>
禁断の召喚
玄正20年(過去)
世は岐山温氏の暴虐非道な行いに人々は苦しめられていた。
【岐山温氏が同世家の死者(屍)に襲われている】
陳情(ちんじょう)・・鬼笛。死体を蘇らせる法具。
屍(しかばね)・・怨念で動く死体。
魏無羨(ウェイ・ウーシエン)
名 魏嬰(ウェイイン) 愛称 阿羨(アーシエン)
号 夷陵老祖(いりょうろうそ)
姑蘇藍氏・雲夢江氏・清河聶氏・蘭陵金氏らにより『射日の征戦』が行われ、岐山温氏を討伐する。
射日(しゃじつ)の征戦(せいせん)・・多くの仙門が結束し、岐山温氏を討伐した戦い。
玄正25年(過去)
魏無羨は射日の征戦にて大いに貢献したにもかかわらず、姑蘇藍氏・雲夢江氏・清河聶氏・蘭陵金氏の四大世家によって討伐される。とどめを刺したのは弟弟子の江澄、もしくは自分が作り出した邪術の反動を受けて死んだとも言われている。
陰虎符は死の直前魏無羨自ら破壊したとされている。
乱葬崗(らんそうこう)を掃討(そうとう)・・夷陵老祖の根城(ねじろ)(巣窟・本拠)を壊滅させた。
陰虎符(いんこふ)・・魏無羨が草案した、死人を使役するために作られた法具。
特定範囲の死人を制御することができる。
これを持つものは誰でも死人を使役できるので、脅威とされている。
人々は魏無羨が奪舎して生き返ることを恐れた。
そのため、大世家は百二十の鎮山石獣(ちんざんせきじゅう)(霊力を含んだ獣の石像で広範囲の妖魔邪祟を鎮圧できる)を乱葬崗の山頂に置き、頻繁に招魂の儀式を行うとともに、徹底的に調査、警戒に当たった。
奪舎(だっしゃ)・・他人の体に自分の魂を移すこと。
魏無羨は陣を張っても反応がなく、魂を召喚(しょうかん)しようとしても出来ず、その魂は体と共に塵と化した(消滅した)のだと人々は思うようになった。
13年後 (現在) <莫家荘(モーけそう)>
【献舎(けんしゃ)により魏無羨復活】
莫家荘・・この辺りの地域。
献舎・・本質は呪いの一種で、自分を犠牲にして悪鬼に体を譲り願掛けをする、失われた禁術。
莫玄羽(モー・シュエンユー)
ある仙門世家の宗主の隠し子。莫家の次女の子。数年その世家で修行をしていたが破門される。莫家に戻ってきた時には、たまに正気に戻るものの精神をやられたかのようにおかしくなっていた。虐待を受け、復讐のために献舎で自らの魂と代償に魏無羨を復活させたらしい。
痴れ者(常軌を逸したばか者)と言われた莫玄羽の顔は白い粉と紅で化粧されていた。
断袖(だんしゅう)(男色のこと)とも言われていて、破門の理由は同門の弟子につきまとったからのようだ。母親は度重なる誹謗中傷に耐えられず噴死。
献舎により中身は魏無羨となる。
魏無羨「(・・・俺はいつ奪舎なんてやったんだ?)」
床に呪術陣が描かれていることに気付く。
魏無羨「(奪舎じゃない!誰かに献舎され召喚されたんだ!!)」
【献舎】
術者は、まず自分の体を傷つけ、傷口からの血で呪術陣と呪文を描く。
召喚された『極悪非道な邪神(鬼神)』は契約に応じた事になり、願いを叶えなければ呪いが発動して魂は完全に滅ぼされ、永遠に転生(てんしょう)(生まれ変わる)出来ない。傷は願いを叶えなければ治らず、時間が経つほどに悪化。期限を過ぎると魏無羨の魂は生きたままズタズタに引き裂かれてしまう。
本来であれば召喚された者が目覚めた時にはその願いを詳しく知っているはずだったが、莫玄羽の術が不完全であったため、誰にどの程度復讐したいのか魏無羨には全くわからない状況。
魏無羨「まあ、ご希望は皆殺しだろうな」
魏無羨が恩知らず、極悪非道と評されていることは誰もが知っているし、彼以上に『残忍な悪鬼邪神』の言葉に相応しい者はいないだろう。生半可な願いであるはずがない。
魏無羨「人選間違えてるよ・・」
莫家は長女が一家の長となり、その一人息子が
莫子淵(モーズーユエン)
愛称 阿淵(アーユエン)
莫玄羽の従弟。莫玄羽は彼に仙門から持ち帰った法器などが盗まれた事を叔母に抗議したため、莫子淵が腹いせに来たところだった。
阿童(アートン)は家僕(使用人)。
【大切な客人】
仙師。莫家荘(モーケけそう)の裏山で人を襲った屍を退治に、名門の世家である姑蘇藍氏(こそランし)の内弟子が御剣してやって来た。
御剣(ぎょけん)・・剣の上に立って空を飛んだり、剣に触れず戦ったりする術。
藍思追(ラン・スージュイ)
字 思追(スージュイ)
夜狩(よかり)・・仙門世家があちこち旅をしたりして妖魔を退治すること。
妖魔が主に夜出没するため夜狩と言われる。
藍景儀(ラン・ジンイー)
名 景儀(ジンイー)
巻雲紋(けんうんもん)の抹額(まっこう)・・抹額は鉢巻のように額に結ぶ装飾品。
巻雲紋は藍氏の家紋。別姓の門弟や客卿(かっけい)であれば無地の抹額である。
客卿・・他世家の者だが、その世家に仕えている者。門外の門弟。
「奪ったんだ。しかも真夜中に」
莫玄羽が断袖であることを知っていながら、それも従弟でありながら、夜中にやって来たので恥知らずだと言っている。
暴れることに関しては、魏無羨の得意分野だ。この莫玄羽はどうせ変人だ。メンツなど気にせず思う存分暴れられる。
召陰旗(しょういんき)・・生身の人間が持てば、一定範囲内の怨霊などがすべて引き寄せられ、怨霊は旗を持っている人間だけを攻撃する。
【召陰旗で屍を払う】
召陰旗は魏無羨の発明品。魏無羨を悪とみなして滅ぼしておきながら、彼の道具は利用されていた。
魏無羨は召陰旗を奪って確認してみる。少しでも使い方を間違えれば大変なことになる代物だ。紋の描き方は正しく問題なく使えるが、描いた者が未熟だったようで、五里(2.5㎞)以内の邪祟と彷屍しか引き寄せられない。が十分だろうと判断。
【莫子淵の死】
莫子淵は血肉と精気がすべて吸い取られていて左腕が肩の先から消えていた。盗みの常習犯莫子淵は召陰旗の力を理解しておらず、珍しさから一枚盗んだと推測される。莫子淵は防護用の法器を持っていなかったため、弱い方から狙う邪祟が引き寄せられたようだが、殺されてしまうとなると彷屍よりも恐ろしいものを引き寄せてしまったということになる。
少年たちが貼った呪符に反応がないのは、来たモノがあまりにも凶暴で残虐だからだろう。
邪祟(じゃすい)・・邪悪なもの
斥霊符の陣(せきれいふのじん)・・霊符が張られた範囲内(結界)に悪霊が侵入すると、符が緑色に燃え上がる。
【「悪鬼」の基準(魏無羨作)】
月に一人を殺し、続けて三か月祟りを起こす。
7日一人を殺したら祟りを起こす頻度の高い悪鬼。
一度に3人となれば怨霊よりもずっと凶暴。おそらく名のある仙師でも解決策は見い出せないだろう。
「左腕だ」
つまり誰かの死体の一部。バラバラにされた死体には死者の怨念がそれぞれ移り、元通りになることを切望する。そのため、別れた死体はあらゆる手段を使って他の部分を探し出そうとする。
この左腕は生きた人間の左腕を吞み込んで取って代わり、寄生した相手の精気と血肉を吸い取ったら体を捨てて、次の入れ物を探している。
一旦寄生されたら、即死もしくは死んだあとも全身の血肉を吸い取られるまでは腕に制御されて動き回る。
「衣の呪文が効いている」
藍家の校服の外衣には呪術と真言が刺繍されていて守護の効力がある。
今回のような強力な相手では一度使ったら燃えて終わってしまう。
剣欄(けんらん)・・封じたい目標を囲み、剣を地に刺して作った陣(結界)。
「起きやがれ」
魏無羨が屍を操る時は、複雑な呪文も召喚の言葉も必要ない。直接命令するその一言で即座に彼らの魂は体に戻る。屍がより残虐で凶暴であるほど、魏無羨は意のままに操ることが出来る。
あまり怨念を持たない屍では、直接的な指示は強力すぎて耐えられず、また魏無羨を恐れて動くことが出来ない。
【琴の音、破障音(はしょうおん)が響き渡る。】
藍忘機(ラン・ワンジー) 姑蘇藍氏
名 藍湛(ランジャン) 号 含光君(がんこうくん)
弦がはじかれる音で、三体の凶屍から爆裂音が聞こえた。あの左腕も力を失ってぽとりと地面に落ちた。指はまだぴくぴくと痙攣しているが、腕そのものは沈黙して動かなくなった。
前塵編<第二話>運命の再会
<大梵山(だいぼんざん)>
「人に呂布(りょふ)あり、馬に赤兎(せきと)あり」
三国志の名言。人には呂布という最強とされる勇者がいて、馬には呂布の愛馬赤兎という俊足の名馬がいる、という意味。
縛仙網(ばくせんもう)・・仙師が夜狩で使う罠。細いけれど高級な材料で作られた非常に頑丈な縄で、高級な仙器でしか切断出来ない。一枚だけでも結構な高値。
金星雪浪衣(きんせいせつろうのころも)・・金氏の家紋が入った衣。
家紋は白い牡丹。牡丹は花の王で、金氏は仙門の王だと密かに誇示している。
眉間の中央に丹砂で朱色の点をつけている。「知恵を啓き、確かな志を胸に、朱の光で世を照らせ」という意味らしい。
魏無羨は蘭陵金氏の先代宗主である金光善が莫玄羽の父親であることを知る。莫玄羽はかつて魏無羨を討伐した宗主の子だった。
斬りかかってきた少年は、魏無羨が召喚した貪食(どんしょく)で死んだ霊に押し潰しされる。
邪道(鬼道)は長く続けると体の根本から蝕まれるが、短期間で身につけることができ、しかも霊力や才能に左右されないため、魏無羨に続き人知れず修練するものがあとを絶たなかった。そのため莫玄羽も蘭陵金氏から追い出されたあと邪道に目覚めたのだと思われる。
「いい剣だな。どこかで見たことがあるようだが」
滅多にない最高級の仙剣だ。多くの世家の者は一生頑張ってもこのような仙剣に触れることすら叶わないだろう。 魏無羨は見覚えがあるような気がしたが、高級仙剣は数多く見てきたため、気のせいだろうとそれ以上深く考えるのはやめた。
雲夢江氏の長男かつ現宗主。金凌の叔父。
紫電は高位の宝具。普段は指輪として身に付けているが武器として使用する際は鞭に変化する。
含光君(藍忘機)
しかし江澄の口ぶりは礼儀に欠けたものだったため、藍景儀が思ったことを思わず口にしてしまう。「年長者の話しに口をはさめる立場か」と言われたため、藍忘機は藍思追を一目見る。彼はその視線の意味をすぐ理解し、若者同士で話をするため「若様」(金凌)に話しかけた。
「藍色の剣が縛仙網を切り裂きました」
400枚以上仕掛けていた縛仙網を藍忘機の避塵が全て破壊。
仙術を修行する世家は数多くあるが、功績がなければ名門の仲間入りを果たせない。名声と尊厳を獲得するため凶暴な妖獣を捕まえたり悪鬼殺鬼を退治する必要がある。そのため仙門各家公平に競い合うのが夜狩であり、縛仙網が他世家の者たちの動きを阻むのは規則に反する。
江澄は金凌が誰とも奪い合わずに獲物を仕留められるよう、他の世家の仙士たちをけん制するため至る所に網を設置していたのだった。
「簡単には収まらないぞ」
江澄が指輪に触る。殺意が芽生えた事を意味する。 縛仙網は確かに非常に高価だが、雲夢江氏にとっては大したことではない。だが顔に泥を塗られたのは大ごとだ。しかし江澄は利害を考慮し、対立すべきではないと敵意を抑え込む。
藍氏の二の若様・・藍家の次男様
【藍忘機の会釈】
藍忘機が魏無羨に軽く会釈する。
藍忘機は少年の頃から生真面目で融通が利かず、魏無羨が鬼道を修練する事に強く反対していた。藍思追はおそらく魏無羨の莫家荘での怪しい行動を報告したはずで、それでも会釈したのは弟子を助けたことへの感謝からなのだろう、と魏無羨も会釈を返したが、しばし呆然とする。
【魏無羨は自分の頬を引っ叩く】
まさかあれが 金凌だったとは。
蘭陵金氏には数えきれないほどの門弟がいる。だから出会ったのがよりによって金凌だったなんて思いもよらなかった。もし最初から知っていたら、『母親はどんな教育をした?』なんて言えるわけがない。
明火符(めいかふ)・・火を起こせる呪符。炎は邪気を含んだ風では消せない。
【動き出す天女像】
鬼腕(おにうで)・・莫家を襲った謎の腕。人間等に憑依して襲い掛かってくる。
持ち主は不明。
縛仙網が破壊されたため戻ってきた数名の修士が天女像に法器を使うが通用しない。
金凌は目の前の化け物を捕りたい一心で、信号を打ち上げることをせず、矢を打つ。
魏無羨は万策尽きるまでこの手を使うつもりはなかったが、仕方なく細い竹で一本の横笛を作り、吹く。こうなったらどんなものが召喚されても構わない。
魏無羨「邪鬼が強けりゃなんだって構わない!」
法器(ほうき)・仙器(せんき)・・仙師が使う特殊な道具。
鬼将軍(おにしょうぐん) 温寧(ウェンニン)
乱葬崗掃討より前に灰にされたはずの鬼将軍、温寧が現れる。彼は魏無羨が生前に作り出した、この世で最強と言っても過言ではない凶屍だ。思考もできて感情もある唯一無二の存在であった。だか今の彼は明らかに自我を失っている。
その手足には鉄枷と鉄鎖がつけられていた。鬼将軍を操れるのは魏無羨だけだと言われている。
動揺して笛を吹くのをやめた魏無羨だが、金凌が捕らえられたのを見て再び笛の音で命令を下す。天女像の石の体は鬼将軍の手によって粉々に砕け、鬼腕を捕らえる。
封悪乾坤袋(ふうあくけんこんぶくろ)・・藍氏の修士が所持する収納用の小袋。
その内部は不思議な空間となっており、袋を超える大きさの物体も収納できる。
鬼腕を入れて持ち帰った。
仙士たちにとって妖怪などを千匹殺しても鬼将軍を取り押さえる手柄には敵わない。
鬼将軍は夷陵老祖(魏無羨)の最も忠実な手下であり、彼を打ち取れば必ずや一気に仙門名士の仲間入りだ。
鬼将軍は襲ってきた修士たちを薙ぎ払う。魏無羨は、強く命令したせいで凶暴性も一緒に引きずり出してしまったことに気付く。
抑え込むため、心を落ち着かせて新たな旋律を吹き始める。
藍忘機とぶつかり、手首を強く掴まれる。その痛みで竹笛を地面に落とす。
藍忘機は昔、魏無羨が笛を吹いて屍を操るところをその目で見たことがあるのだ。
魏無羨「(夷陵老祖を真似して笛で屍を操る奴はごろごろいたっておかしくはない。死んでも認めなければいいだけだ!)」
【紫電は奪舎した魂を取り出せる】
一度は藍忘機に守られたものの、魏無羨は逃げ出して藍忘機の守備範囲から出ていく。
紫電に打たれるが、献舎された魏無羨に効果はない。魏無羨は紫電で一鞭打たれれば疑いは晴れて解放されるものと軽く見ていた。
だが江澄はこれまで魏無羨を警戒するあまり取り憑かれたような状態で、疑いのある者は雲夢(うんむ)ヘ連れ帰り厳しい拷問にかけ、その後誰も解放されていない。そしてそれは皆に知れ渡っている。
「さっきの笛の音も酷かった。夷陵老祖の陳情とは雲泥の差だ。」
魏無羨「(だったらお前らも十年以上練習しないで、急いで適当に作ったボロボロの竹笛で何か吹いて聴かせてみろ!)」
「江澄宗主・・あんたも嫌い。でもさ、含光君みたいなのはすごく好きだよ」
江澄は誰かより劣ることが何より嫌い。
藍忘機は軽薄でくだらない冗談が何よりも嫌い。
魏無羨は解放されるために一度に二人に嫌がらをして一石二鳥を狙った。
藍忘機「この人は私が藍家へ連れて帰る」
礼儀を失わず、けれど有無を言わさぬ口調の藍忘機に
魏無羨「・・・・はあ?」
そう呟いて言葉を失う。
<姑蘇 雲深不知処(うんちんふちしょ)>
「りんごちゃんは好きだけどロバ小屋には住みたくない~」
含光君は好きだけど雲深不知処には入りたくない。
魏無羨は十代の頃ここで勉強させられた事があり、身をもって姑蘇藍氏の窮屈さを思い知っている。
玄正18年 20年前(過去)
魏無羨 少年期
※アニメの設定上ほとんど莫玄羽と見た目が変わりませんが、周りの人にとっては全くの別人に見えています。