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アニメ【魔道祖師】用語・補足説明その11<前塵編第十一話>

アニメ魔道祖師

用語・補足説明

アニメ『魔道祖師』のエピソードごとに
人物紹介・用語説明・補足説明などを
原作小説等を参照して記載しています。

 

【魔道祖師】

前塵編<第十一話>悲しき別れ

 

温逐流紫蜘蛛

虞紫鴛温逐流ですって? 化丹手、あなたの名前は(ジャオ)逐流で温氏ではないはずよね?手段を選ばず自分の姓まで変えるなんて。一族に背き先祖を忘れるなど、笑止だわ!」

温逐流「各々の主のために力を尽くすまで」

 

温逐流温若寒に引き上げられた恩義で姓を変えて温家に入り、命令に従って温晁の護衛についていた。

 

 
禁制の陣きんせいのじん)・・結界を張って領地を守ること。
 
聚霊の術(しゅうれいのじゅつ)・・禁制の陣を破るための術。
 
 
 
「母上、どうするつもりですか!?」
江澄はようやく理解した。金珠銀珠、門弟たち、そして雲夢江氏が代々受け継いできた法器を始めとするあらゆる物はすべて蓮花塢にあり、今すぐ避難させることは不可能だ。女主人として虞夫人が一人で逃げることなどできるはずもなく、それでも実の息子だけは守ろうと、私情で彼らを逃がそうとしているのだ。
 
【蓮花塢の状況を知る二人】
魏無羨は今朝江楓眠が出かける間際のことを思い出していた。彼はまた虞夫人と喧嘩になり、お互い相手に残した最後の一言はあまり優しい言葉ではなかった。二人はちゃんと最後に顔を合わせられただろうか。そして江楓眠虞夫人に何か一言でも言葉を伝えられる機会があっただろうか。
 
江澄「どうして藍忘機金子軒なんか助けたりした!?死んだら死んだでいいだろう!そんなに英雄になりたかったのか!?その結果がどうなったか見ただろう!?満足か!?」
江澄「・・俺の父さんと母さんを返せ」
 
それは魏無羨に向けた言葉だった。江澄も内心ではよくわかってはいるのだ。たとえあの時魏無羨が屠戮玄武の洞窟で藍忘機を助けなかったとしても、遅かれ早かれ温氏は江家を襲ってきただろう。それでも魏無羨があんなことをしなければ、こんなにも早く悲劇が訪れることはなかったかもしれない。まだ挽回の余地があったかもしれない。そう思わずにはいられなかった。
 

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